10月5日,ジャン=ピエール・ソヴァージュ先生(フランス・ストラスブール大学名誉教授,本学リサーチプロフェッサー(招へい型))が本年度の「ノーベル化学賞」を受賞されました。受賞理由は,分子機械の設計と合成に関する研究です。
ソヴァージュ先生は,平成28年4月より,本学のリサーチプロフェッサー(招へい型)(※)として委嘱を受理され,本学の研究拠点形成にご協力をいただいております。
本学独自の取り組みである「超然プロジェクト(超分子による革新的マテリアル開発の拠点形成)」(研究代表:新学術創成研究機構 水野 元博 教授)に参画いただき,研究面および運営面について,助言や評価をいただいております。
また,5月には2週間来学し,研究に対する助言だけではなく,学生らに英語で講義も行っていただきました。
※優れた研究力を有する教員を確保するとともに研究に専念する環境を整備し,本学全体の研究力強化を図るためのリサーチプロフェッサー制度に基づき,任命されるもの。招へい型,登用型,若手型の3つがあり,招へい型は,極めて顕著な業績を有する国内外の研究者を招へいする際に適用されます。
「超然プロジェクト(超分子による革新的マテリアル開発の拠点形成)」についてはこちら
(加筆と写真の追加を行いました。)