受賞者が決定いたしました!おめでとうございます!
2018(平成30)年7月27日(金)から9月28日(金)の期間に募集しました「第1回超然文学賞」に御応募いただき,誠にありがとうございました。各部門の応募作品の中から,審査員による厳正な審査の結果,下記のとおり受賞者を決定いたしましたので,お知らせいたします。
小説部門
最優秀賞
豊田 佳那 学校法人高田学苑高田高等学校 3年
優秀賞
四日 沙緒里 金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 3年
北本 悠乃 石川県立金沢二水高等学校 3年
佳作 該当なし
短歌部門
最優秀賞
山本 菜々香 石川県立金沢錦丘高等学校 2年
優秀賞
番匠 夏子 富山県立八尾高等学校 3年
原田 駿 学校法人名古屋学院名古屋高等学校 2年
佳作
平山 友里夏 秋田県立横手高等学校 3年
樋口 陽介 学校法人高田学苑高田高等学校 3年
小川 楽生 金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 3年
講評
総評 若き言葉の探究者たちへ
審査委員長:金沢大学人間社会研究域歴史言語文化学系 教授 杉山 欣也
第1回超然文学賞の受賞者が決まりました。超然文学賞は,これまで多くの文学を生み出してきた北陸・金沢の地に根を張る金沢大学が,新しい世界を拓く言葉の若き探究者を見出そうと創設したものです。学外審査委員である小説家の久美沙織先生,歌人の黒瀬珂瀾先生と私を含む学内委員3名とで小説部門9篇、短歌部門12篇の応募作品を熟読し,議論をたたかわせた末,受賞作を選定しました。
両部門ともに,完成度だけでなくこれからの可能性が感じられる作品を選んだつもりです。私たちの日常は小さな世界のように感じられるものですが,言葉の力によって思いもよらぬ豊かな世界に変貌します。そのことを意識して,これからも創作に取り組んでほしいと思います。その積み重ねが新しい世界を切り拓いてくれることを,審査委員一同,心から願っています。
金沢大学はこれからも,未来を拓く若き言葉の探究者を応援します。我こそはと思う方は,ぜひ来年開催予定の第2回超然文学賞に応募してください。
小説部門 講評 PDF 審査委員:小説家 久美 沙織
短歌部門 講評 PDF 審査委員:歌人 黒瀬 珂瀾
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表彰式
日時:平成30(2018)年12月22日(土)14:00~15:00
会場:金沢東急ホテル(石川県金沢市香林坊2-1-1)