第1回サピエンス進化医学研究センター研究交流セミナー

イベント内容

　11月18日，第1回サピエンス進化医学研究センター研究交流セミナーを開催します。

　遺跡から出⼟した古⼈⾻試料からのゲノム分析（パレオゲノム）により，古代⼈の遺伝情報の取得やそこからの表現形質推定が可能となっています。しかしながら，古DNAは現代DNAと異なり，⽣物死後に⽣じたダメージや外因性DNAによる汚染が存在することから，その分析と解釈には注意を要します。さらに，パレオゲノム研究に⽤いられる解析⼿法の中には集団遺伝学的解析を含め専⾨知識が必要とされる解析⼿法も多いです。

　そこで，本セミナーでは，古DNAの解析に関する基礎的な⼿法や最新の研究動向について実データを紹介しながら概説します。特に，品質管理から変異解析，集団遺伝解析まで，昨今の古DNA研究の主要トピックや専⾨⽤語を解説しつつ，パレオゲノム解析の基礎から最新動向までを俯瞰します。

　学内外での研究交流や知識・技術共有などを主として，⾦沢⼤学医薬保健研究域附属サピエンス進化医学研究センターが行うさまざまな研究分野に関する最新動向（トレンド）やその分野の基本となる研究知識や基礎技術の紹介を⾏います。

・金沢大学医薬保健研究域附属サピエンス進化医学研究センター

【演題】パレオゲノム解析⼿法の紹介– 基礎から最新動向までを俯瞰する
【演者】医薬保健研究域附属サピエンス進化医学研究センター助教・石谷　孔司氏
【開催場所】金沢大学宝町・鶴間キャンパス（宝町地区）医学図書館２階十全スタジオ　
　　　　　　http://square.umin.ac.jp/top/map/med-lib.pdf

お問い合わせ先

医薬保健研究域附属サピエンス進化医学研究センター　石谷 孔司
E-mail：ishiya@staff.kanazawa-u.ac.jp