オーストラリア ニューイングランド大学

掲載日:2024-7-16

ニューイングランド大学

2023年度 オセアニア〈オーストラリア〉

R.K.(国際学類 4年)

留学先、留学時期について(どのようにして決めたか)

オーストラリアのニューイングランド大学、8か月

私がオーストラリアを留学先に決め理由は、主に3つある。1つ目は、多文化社会の多文化共生の成功の実践を学びたかったから。2つ目は、将来グローバルに働きたいという思いから、ビジネスレベルの英語と海外で長期間過ごす経験を培うために、英語圏に留学したかったから。その中でも、オーストラリア文化は、イギリス文化やアメリカ文化に比べてあまり馴染みがなかったから。3つ目は、直観的にオーストラリアに憧れがあったから。オーストラリア人の国民性は陽気で楽しい、というイメージがあり、ずっと行ってみたかった国だった。以上の理由から、私はオーストラリアに留学を決めた。

留学前の準備として、何をすべきか(すべきだったか)

やはり、英語力を最大限向上させておくこと。また、英語圏であっても、アメリカ英語、オーストラリア英語、イギリス英語で互いにかなりの違いがある。恥ずかしながら私は、アメリカ英語ばかり聞いていて、オーストラリア英語を十分に学ばずに渡航したため、留学はじめの時期はリスニングに苦労した。オーストラリアのスラングも現地では意外と実際に使われるので、留学先のスラングは知っておいて損はない。

留学先について知っておくとよい情報

寮でどんな人とどんなものを共有するか知っておくとよい。私の場合、自分のフラットでトイレやシャワーを共用するのは、自認する性が女性の人だけだと思っていたが、実際は男性もいたので驚いてしまった。寮は一度決めて入居まですると、他の寮に引っ越すことやその手続きが非常に大変なので、事前に入念に調べておくことをお勧めする。

留学中に取り組んでよかったこと、その理由

どんなことにも挑戦したのが良かった。教会に行ったり、2週間のロードトリップに行ったり、海外でアルバイトをしたり、現地の友達と寮で毎日長時間を過ごした。これらの人生で初めての経験や新たな挑戦を通して、価値観や視野が広がり、自身の成長を実感し、新しい友達と楽しい思い出をつくることができたから。

留学中の苦労、それをどのように乗り越えたか

留学してすぐの頃に、周りの友達が次々に仲良くなっていく中、自分だけ取り残されていくような孤独感を感じて、とても辛かったのを覚えている。言語の壁から、周りのみんなが何を話しているのか理解できず、自分の言いたいことも思うように言えなかった。これは、人に頼ることとポジティブ思考を意識して乗り越えた。ネイティブの中で、ネイティブではない自分が彼らのように英語を使えないのは当たり前。当たり前のことで落ち込むのではなく、ポジティブ思考を意識して、自分が今できることを最大限発揮するようにした。また、自分が分からないことを逆にコミュニケーションのツールにして、オーストラリアの文化やスラング、英語について学ぶ機会にした。勇気を出して人に頼れば、みんな自分が予想していたよりずっと優しく、丁寧に私の質問にこたえてくれた。私の質問に答えるだけでなく、プラスαの知識を教えてくれる人もいた。ポジティブ思考と人に頼ること。留学先で学んだことの1つだ。

留学経験をこれからどのように活かしていこうと考えているか(金沢大学でこれからやりたいことや、既に何か始めていること等)

帰国後は、留学生寮で日本人リーダーとして金沢大学の留学生と共同生活している。

留学先で培った英語や国際経験を活かして、彼らの役に立ちたい。

卒業後の進路について

現在就職活動をしている。留学経験から、グローバルに働きたいという思いがより強くなったので、将来は海外で働くことができそうな仕事を志望している。

留学してよかったこと、成長(変化)したこと、その理由

留学してよかったことは、かけがえのない友達と彼らとの思い出ができたこと。

成長したことは、強くなり、自分に自信がついたこと。異国の馴染のない環境で生活し、新たなことに次々と挑戦したことで成長できたと思う。また、ポジティブ思考と人に頼ることができるようになった。

日本から離れ、自分のコンフォートゾーンを出て交友関係を一から築いたことで、自分を客観的に見直すことができた。自分の将来について一からゆっくり考えることができた。

派遣留学を志す後輩へのメッセージ(自分の体験を踏まえて)

留学は、かけがえのない思い出、これからの糧になります。私自身、留学は今までの人生で一番濃い出来事で、留学によって学んだことがたくさんあります。留学していなかったら、今の自分は絶対にいなかったし、今やっている就職活動も全く違うものになっていた気がします。それくらい、留学は私に大きな影響を与えてくれました。

絶対に後悔しないと思うので、留学に挑戦するか迷っている人には、ぜひ挑戦してみることをおすすめしたいです。新しい世界を発見できるはずです!

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