マヒトン⼤学
2024年度 短期・その他 アジア〈タイ〉
(期間:2024年8月26日~9月11日)
体験報告
<保健学類3年>
私は、もともと留学してみたいという気持ちがあったのですが、これまで海外に行ったことがなく長期間の留学は不安な面もあったため、三週間で他国の文化や体験がたくさんできる、このタイのプログラムに参加することにしました。留学前は、どんな経験ができるのかと、とても楽しみな気持ちともちろん不安な気持ちもありました。しかし、空港から同じプログラムに参加する皆と一緒に行動をするため、とても心強く、タイに着いてからも現地の大学の方がつきっきりで私達のサポートをして下さりスムーズに行動することができました。大学では、英語の授業に加え、タイ語やタイ料理、タイダンス、タイの伝統的スポーツであるムエタイなどの授業を受け、タイの文化をたくさん経験しました。タイの方たちと慣れない英語でコミュニケーションをとることは難しかったけど、タイの人達はいつも笑顔でフレンドリーに優しく接してくれて、そのおかげで緊張していた私も楽しく学校生活を送ることができました。学校が終わってからは、皆でマーケットに行ってご飯を食べたり、ショッピングモールに行って買い物をしたりしました。そして、休みの日はタイの観光地にたくさん行きました。仏教国であるタイには、たくさんのお寺や大仏があり、タイの寺院は日本とは違って、金色や赤色などのたくさんの色が用いられて、とても美しく綺麗で、その大きさに圧倒され、すごく感動しました。また、タイの食べ物は、魚介類や新鮮な果物などがたくさん使われていて、どの料理もとても美味しく、たくさんのタイ料理を食べました。毎日がとても充実していて、気づけばあっという間に三週間が経ちました。日本との違いを感じながらもタイという国の文化にたくさん触れ、人の温かさを感じ、日本にいたらできなかったこともたくさん経験できました。本当にこのプログラムに参加してよかったと感じました。
<地域創造学類4年>
2週間という短期の留学プログラムだったが、短期である分内容が濃く、実際の時間以上に満足感のある実りの多いプログラムだった。プログラムのスケジュールとしては、前半の1週間は、午後16時頃までマヒドン大学での講義や文化体験教室に参加し、放課後は自由。バディの学生の案内で近隣のマーケットやバンコクの都心に出かけていた。後半の1週間は、マヒドン大学の学生の案内の下、南部のペッチャブリー地方やバンコクにてフィールドトリップに出かけた。また、行動を共にするメンバーには、日本の他大学の学生3名に加え、インドネシアの学生5名もおり、彼らとのコミュニケーションからも互いの地域の文化に関する学びを多く得ることができた。また、英語でのコミュニケーションが基本となるが、参加者に英語を母国語とする者はおらず、英語圏と比べると聴き取りやすく、つたない英語でも積極的に話そうとする姿勢さえ持っていれば十分コミュニケーションはとれるため、英語力で気負う必要はないと感じる。むしろ、私にとっては異文化コミュニケーションへの抵抗感、壁が取り払われた機会となったので、苦手意識やそうした経験がない人こそ挑戦してみる価値の大きいプログラムだろう。そんな内容が濃く、参加しやすい本プログラムだが、特に良かった点として、現地の学生がバディとして常に同行してくれたことを挙げたい。現地の文化やライフスタイル、旅行では発見できない食べ物などを、彼らとのコミュニケーションから知ることができ、文化体験、英語学習両面で大変得るものが多く、何より、研修後も友人として連絡を取り合っており、本プログラムを実りの多いものにしている大きな要素だと感じた。
<先導学類2年>
タイでの留学プログラムは、留学先をどこにすればいいのか迷っている人にとって、ぜひとも選んでほしいほど充実した内容でした。初めての留学や、多文化体験を希望する方にとって、タイは完璧です。学習面では、毎日クラス全員の前で英語で話す機会が与えられたのは、日本の英語の授業とは大きな違いでした。日本の英語の授業では、英語でプレゼンをする機会は限られていることが多く、即興で話すことが少ないので、最初はかなり苦戦しましたが、英語クラスでは、「失敗しても当然」という心構えが先生と生徒の間で共有されていたため、間違いを恐れることなく積極的に英語を話すことができました。この環境は、英語でコミュニケーションをとる自信を養うことが出来、毎日の授業を通じて、流暢でなくても英語を話そうとする意思が非常に重要であることを学べたので、自分自身の成長を感じました。文化面では、授業の一環として、タイ料理クラスやタイの伝統的なダンス、ムエタイ、タイマッサージどを体験することができました。どの体験も、単に映像や写真で見るだけではなく、実際にその国で体験することは格別でした。さらに、授業以外でも文化交流の機会が充実していました。現地のチューターやインドネシアからの留学生と一緒に、地元のナイトマーケットで食事をする毎晩は、タイの食文化や人々の生活を間近に感じる貴重な時間でした。異文化の学生たちとともに食事をし、様々な国の背景を持つ人々と交流することで、コミュニケーション能力が向上しました。休日にはタイの世界遺産や歴史的な寺院を訪れる機会もあり、タイの文化や歴史に対する理解が深まりました。
<地域創造学類4年>
私はプログラムに参加する前に学びたいこととしてタイの仏教文化、伝わる英語を掲げた。結果として、この2つを学ぶことができたと思う。また、タイ文化をたくさん経験出来た。タイの仏教文化に関して、タイの寺院は金が多く使われており、色使いもカラフルな物が多い。タイ人にとって金色は幸運を呼び込む色であるため、寺院にも金色が使われているようだ。バディの協力のもと、バンコクやアユタヤといった都市の寺院に行くことが出来た。そのため私はバンコクの3大寺院の全てを見ることができたが、そのどれもが荘厳でとてもゴージャスだった。特に印象に残った寺院は、「ワット・ポー」である。黄金の巨大な涅槃像が寝そべっており、その大きさにとても驚かされた。タイの寺院の豪華さを一番に感じた。英語に関して、マヒドン大学のプログラムで英語クラスを受講したほか、タイ人のバディやインドネシアから参加していた学生とは英語でのコミュニケーションが求められた。タイに来る前は、英語力に自信がなかったが、自分の言葉が伝わったと感じることが多くなっていくと少しずつ自信がついていった。最終日には、グループでタイでの経験を動画にして発表することになっていた。インドネシアの学生を含めたグループであったため、意思疎通がちゃんとできるか不安であった。しかし、英語に慣れていくなかで、色々な話ができるようになり、最終的に仲良くなれて発表もうまくいった。この経験から、たとえ違う言語を使う人が集まっても、英語力が高ければ、英語を介して様々な国の人とコミュニケーションがとれると感じた。そのため、今後も英語力を伸ばしていきたい。
持って行くとよいもの!
・ポケットティッシュ(または携帯用トイレットペーパー)、胃腸薬、汗拭きシート、汗拭きタオル、日傘、日焼け止め、モバイルバッテリー、日本円、チャックが閉まるタイプのポーチまたは肩掛けカバン、スリッパ、クレジットカード、日本食(みそ汁など日本でしか買えないもの)、
・タイにはコンビニなどもたくさんあるため、足らないものがあれば何でも買えました。
研修費以外にいくら必要?
・10万円(現金)+16万円(クレジットカード)ほどです。食費やお土産などの費用込みです。
・7~8万円+クレジットカード1万円あると安心、カードはVISAがおすすめ、節約すれば5万円ほどでも生活できる