12月15日,学生自死防止専門委員会は,全学FD委員会との共催で,本学教職員を対象に「自死防止のための研修会」を開催しました。これは,コロナ禍の影響でメンタルに不調をきたす学生が増加傾向にある状況の中,学生のメンタルヘルスケア及び自死防止の取り組みの一環として開催したもので, 対面で同委員会委員約40名が参加したほか,オンラインによる同時配信で約30名の教職員が受講しました。
5回目の研修会となる今回は,茨城大学保健管理センター所長で精神科医の布施泰子教授が,国立大学生に係る令和2年度死亡実態調査の結果等から読み取れる現状と,他大学の取り組み等について,具体的な事例も交えながら講演しました。
研修会を通して,専門家以外の教職員でも,学生のSOSのサインに最初に気付けるケースが多く,学生と関わる教職員の初期対応が命を救うこともあるということを認識する貴重な時間となりました。
この講演の内容は,広く全教職員が視聴できるよう,録画配信されます。