2月24日,金沢大学において,国際協力機構(JICA)との包括連携協力協定更新に係る協定締結式を開催しました。
本学は「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」の基本理念のもと国際貢献にも積極的に取り組んでおり,2017年3月に北陸地方で初めてJICAと同協定を締結したことを機に,更なる連携協力を推進してきました。
特に,途上国からの留学生の受入れ,教員の調査団や専門家としての現地派遣に積極的に取り組んでおり,また近年では,JICA草の根技術協力事業(※)として,グアテマラ共和国のティカル国立公園において,近隣住民の世界遺産を活用した生活向上や環境維持のための活動と,自主的に活動を維持できる体制を構築できるよう,人材育成や組織化支援を行っています。
本協定の更新により,JICAとの連携協力を深化させることで,本学の学術研究における知見や経験をもとに,更なる開発途上地域への国際貢献に寄与することが期待されます。
※草の根技術協力事業:国際協力の意志のある日本のNGO/CSO,地方自治体,大学,民間企業等の団体が,これまでの活動を通じて蓄積した知見や経験に基づいて提案する国際協力活動を,JICAと団体の協力関係のもとに実施する共同事業