3月2日,羽咋市役所において,金沢大学融合研究域融合科学系交通防災まちづくり研究室,羽咋市,株式会社otta,株式会社アイ・オー・データ機器,岩谷産業株式会社の5者で,「石川県羽咋市の見守りサービスの導入に関する協定」を結びました。
羽咋市の岸市長は「羽咋市が目指すスマートシティの基盤として『見守りネットワーク』を活用していきたい」と抱負を述べられました。
本学の藤生准教授は「医療や介護の情報やインフラ点検記録など,今まで羽咋市から様々なデータを提供いただき共同研究を進めてきましたが,今後はこれらの静的な情報にこの『見守りネットワーク』で得られる市民の行動など動的な情報を加えて,世界最先端の研究に取り組み,地域の方々の安全・安心に寄与していきたい」と語りました。
会場には,他連携先である株式会社ottaの山本社長,株式会社アイ・オー・データ機器の細野会長,岩谷産業株式会社の廣田専務らも出席し,将来の展望について意見交換を行いました。
羽咋市の「見守りネットワーク」では,まず4月から羽咋市内の小学校でIT端末を使った見守りサービスを導入しながら,今後は高齢者の安全・安心や現役世代の健康作りなど,様々な分野に今回の基盤を活用していく予定です。