日本最古の三測表寄贈に感謝状を贈呈

掲載日:2011-3-29
ニュース

3月25日,日本最古の三測表を寄贈された松本賤夫氏に対し,感謝状を贈呈しました。
三測表とは,体温・脈拍,血圧を計測・記録したもの。今回寄贈されたのは,石川県貧病院時代のもので,明治9年に入院患者の体温,脈拍数及び呼吸数を連日2回ずつ計測・記録した日本に現存する最古の三測表と推定され,当時の医療の様子を伝える貴重な資料です。
中村信一学長は,「この三測表は,医薬保健学にかかわる学生・教職員が近代医学草創期の医療の実態を知る点で,非常に役に立つものと考えています」と感謝の言葉を述べました。
三測表は,医学部記念館資料室に保存・展示されます。

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