金沢大学特別功績教授 称号授与式を挙行

掲載日:2022-3-30
ニュース

3月18日,本学初となる金沢大学特別功績教授の称号授与式を挙行し,山崎光悦学長からナノ生命科学研究所の安藤 敏夫特任教授に賞状と記念品が授与されるとともに,長年の研究推進への尽力と貢献に感謝の言葉が贈られました。

特別功績教授の称号授与は,本学に在職する者のうち,国内外において現に極めて評価の高い研究を遂行しており,その継続・発展が本学において極めて重要と考えられる者で,ノーベル賞,フィールズ賞,文化勲章若しくはこれらに相当する著名な賞の受賞が期待される者又は栄誉の授与が期待される者を表彰するものです。

安藤特任教授は,世界で初めて蛋白質分子の機能動態観察を可能とする高速原子間力顕微鏡(高速AFM)を独自開発し,基礎生命科学の課題解明に大きく貢献しました。この研究実績が礎となって,本学のナノ生命科学研究所構想が平成29年度文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)採択に結び付き,更なる技術革新と新たな融合研究が展開される基盤となっています。

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