「タウンミーティングin七尾」を開催

掲載日:2011-3-9
ニュース

3月5日,本学は石川県七尾市と共同で「タウンミーティングin七尾」を開催しました。平成14年度から県内で毎年連続してタウンミーティングを開催しており,今回で10回目となります。市民ら170人が参加しました。
テーマは「人口減少時代の豊かな暮らしを目指して~能登・七尾の地域づくり・人づくり~」。地域の実情にあった活性化や教育を進めることを取り上げました。開会に当たり,中村信一学長が「七尾市は地域医療と福祉が充実しており,21世紀の豊かな暮らしのモデルを能登から発信してほしい」とあいさつ。武元文平七尾市長もあいさつで,大学と連携した政策づくりを進めたいと期待を込めました。
午前は,七尾市で取り組む大学のフィールド研究の紹介や,学生インターンシップを受け入れるプランニング会社などの事例報告がありました。市民の協力を得て,認知症早期発見・予防モデルの研究を行う医療プロジェクトの篠原もえ子附属病院神経内科医員が「地域の協力で世界から注目される研究成果に育ちつつある」と述べ,注目を集めました。
午後からは,「地域づくり」と「人づくり」の2つのテーマで分科会が開かれ,大学の教員,市民が意見交換を行いました。この中で,里山里海などの地域資源を活用したビジネスや,地域で育む子どもの幼児教育など具体的なテーマで話し合いました。最後に,中村浩二教授・学長補佐(社会貢献担当)が地域と大学の連携のあり方について総括意見を述べ,神谷浩夫地域連携推進センター長が閉会のあいさつを行いました。

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