2月20日,金沢市内しいのき迎賓館において,大学コンソーシアム石川主催「平成22年度地域課題研究ゼミナール成果報告会(金沢会場)」が開かれ,今年度採択された連携枠の中で,本学と金沢美術工芸大学の学生が取り組んだ課題「持続可能社会を奥能登・珠洲のキリコ祭りで学び体験するツーリズムの企画と実施」が最優秀賞に選ばれました。
この課題は,石川県珠洲市寺家地区に伝わるキリコ祭りをテーマに,金大生がシニア世代を対象にしたスタディ・ツアー(学びの旅)を企画実施し,金沢美大生が寺家のキリコ絵の制作を同時進行させ,ツーリズム資源としての魅力を実証研究するというもの。また,その記録映像教材を金沢大学放送局(web-KURS)が作成しました。会場では,web-KURSスタッフの門松怜史さんと金沢美大・青木祐子さんがパワーポイントと映像を使い,2年間に及んだキリコ絵の制作とキリコ祭りツーリズムの成果や提言について発表しました。
審査員からは,「継続して取り組む学生たちの意欲に好感が持て,地域連携による調査研究の成果がよく表現されている。映像を使ったプレゼンも効果的だった」と評価を得ました。
「平成22年度地域課題研究ゼミナール成果報告会(金沢会場)」を開催
掲載日:2011-2-23
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