5月14日,サテライト・プラザにて公開講座「がん研究の基礎」を実施しました。
はじめに,本学のがん進展制御研究所の松本邦夫所長から「分からないことがあれば気軽に質問し,リラックスして受講してください」と挨拶がありました。続いて,講師を務めた本学の平尾敦教授から「幹細胞とは何だ?~がんと幹細胞の深い関係~」と題し,造血幹細胞とはヒトの一生にわたり血液細胞を供給する幹細胞であると説明がありました。平尾教授は,化学療法や造血幹細胞移植が血液がん患者の治療にどのように貢献しているか分かりやすく解説するとともに,分子標的治療などの新しい治療法の開発についても紹介しました。受講生からは「今後の研究の進展に希望が持てる内容でした」といった声が寄せられました。
講師:がん進展制御研究所 所長 松本 邦夫
ナノ生命科学研究所 教授 平尾 敦
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