5月21日,サテライト・プラザにてミニ講演「金沢百万石まつりのルーツを探るー大正期都市金沢の課題ー」を実施しました。
講師の山本吉次金沢大学附属高等学校前校長は,第一回金沢市祭の目的が「『市民』意識の涵養(※)」にあり,市祭の背景に都市社会政策の本格化や財源問題などの課題があったと説明した上で,「市民意識涵養政策」の全国展開に触れ,市祭の成果を考察しました。
受講生からは「大正期の地域史が興味深く勉強になった」との声が聞かれました。
※涵養(かんよう)とは,水が自然にしみこむように無理をしないでゆっくりと養い育てること。
講師:金沢大学附属高等学校 前校長 山本 吉次
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