毛包幹細胞が色素幹細胞を維持する仕組みを解明

掲載日:2011-2-2
ニュース

本学がん研究所の田所優子助教らと東京医科歯科大学の西村栄美教授(前がん研究所教授),北海道大学の共同研究によるグループが,17型コラーゲンが白髪と脱毛を抑えており,欠損すると毛包内の2種類の異なる幹細胞間での相互作用による幹細胞維持機構が破たんするため,白髪や脱毛を発症することを発見し,2011年2月4日付で国際科学雑誌『Cell Stem Cell』に掲載されました。
この研究成果により,今後白髪や脱毛の予防や治療,アンチエイジングや再生医療への応用に向けての新たな展開が期待できます。

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