金沢大生が加賀野菜の魅力を発信

8月9日から9月11日までの約1カ月間，先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは，昨年度に引き続き，Project: AERUの一環としてNHK金沢放送局との連携事業「金沢大生×NHK金沢 番組制作プロジェクト」を実施しました。今年度は「加賀野菜の魅力発信」をテーマに，本学学生5名が番組の企画から，取材・撮影，動画編集までの番組制作プロセスを体験しながら，動画制作に取り組みました。

学生一行は加賀野菜「ヘタ紫なす」を育てるきよし農園代表の多田礼奈氏，加賀野菜を日常的に取り扱う老舗料亭・つば甚料理長の川村浩司氏を訪れました。多田氏のヘタ紫なすを育てる際の苦労やこだわり，川村氏の季節の食材を生かす職人技やお客様への心遣いなどの話を聞き，金沢の伝統を守り続ける生産者と料理人の思いを感じ取りました。

続いて，動画制作の企画を検討するワークショップでは，なすの美味しさと両氏の思いを人々に届けたいという意図から，なすをバトンに見立て，なすの魅力と人々の思いをつないでいく動画の制作を企画しました。その後，両氏を再訪しインタビューや撮影を行いながら，実際にヘタ紫なすを食べる映像などを撮影した上で，学生自ら動画編集にも取り組み，一本のプロモーション動画を完成させました。

9月29日には，NHK金沢のニュース番組「かがのとイブニング」において，今回学生が制作した動画と共に，プロジェクトのドキュメンタリーが放映されました。

また，10月7日には，NHK金沢「いしかわ令和プレミアム」において，今回のプロジェクトを紹介する特別番組が放映される予定です。
 

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