10月1日,サテライト・プラザにて公開講座「ドイツ中世都市の世界」を実施しました。
はじめに,講師の人間社会研究域歴史言語文化学系の田中俊之教授が,冒頭に19世紀歴史学の考え方について〈意識の扉〉〈考察の前提と問い〉のスライドで解説しました。講義前半は「理想化された中世の都市」,後半は「市民とは誰のことか?」という内容で,シュトラースブルクの都市法を題材に中世の都市,そして中世という時代について考察した後,現代の町並み写真を見ながら学びを深めました。
受講生からは「研究の変遷を知ることができて興味深かった」などの感想を聞くことができました。
講師:人間社会研究域歴史言語文化学系 教授 田中 俊之
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