11月10日,保健管理センターは,学生支援の一環として,食育プログラム「加賀野菜を使ったお菓子作り教室」を実施しました。学生・留学生ら18名が参加しました。
今回は,「ケーキハウスエンゼル」のパティシエである裏野剣一氏の指導の下,伝統的な加賀野菜「五郎島金時」を使った看板商品「金澤モンブラン」を作製しました。裏野氏は工程ごとにデモンストレーションをしながら,作り方をわかりやすく解説し,テーブルを回って直接指導しました。
調理後,講師から加賀野菜スイーツが生まれた経緯や,農家の方に教えてもらって自ら加賀野菜を作っていること,加賀野菜のケーキが周知されたことにより加賀野菜農家も増えたが,存続が危ぶまれる加賀野菜もあることなどの講義がありました。
参加した学生から「五郎島金時を使っているので秋を感じた。来て良かった」「旬の地物を使って料理するのは,風味も豊かでおいしく仕上がり,とても良いことだと思った」「パティシエが,農家さんや廃棄される野菜のことまで考えてスイーツを作っていることに感動した。どんな仕事でも,地域のためになることは工夫次第でたくさんできるのだと気付いた」などの感想が聞かれました。