12月10日,白山市で共通教育科目「未来デザインプラクティス『白山』」の最終成果報告会を実施し,学生12名と学長・理事・教職員17名が参加しました。
最初に,白山市ジオパーク・エコパーク推進課の日比野氏の案内により,白山手取川ジオパークを現地見学しました。白山手取川ジオパークでは手取峡谷,綿ヶ滝,弘法池を見学し,参加学生らは大地の物語と人の暮らしの関係について理解を深めました。学生からは「雄大な自然の中で人が暮らしており,自然と人の共存を感じることができた」といった感想がありました。
午後からは,国際機構のママードウア・アイーダ准教授が「禅 SDGs」と題して,禅との出会い,現在の研究内容であるSDGsの活動について講義しました。参加者らにとって,SDGsを通じた世界と自治体のつながりや活動を知るきっかけとなった他,身近な取り組みについて考える良い機会となりました。
講義の後は,各プラクティス(五箇山,珠洲,小木)から選ばれた4つの学生グループのプロジェクト「金大により多くの留学生を」「朝活WEEK」「ザツダンの場を作る」「金沢大学のバリアフリー促進」について,実施成果を学長・理事に報告しました。今回は,全てのグループに優秀賞が贈られ,各プロジェクトについて学長・理事から講評がありました。
今年度から新しく開講した「未来デザインプラティクス」では,全学のさまざまな部署から推薦された若手職員もプロジェクトチーム員として参加しました。組織横断的にチームを組み,プログラムの企画や運営を行うとともに,ファシリテーターとして,ディスカッションへの参加や,プロジェクトへのアドバイスを行うなど,学生と一緒に未来デザインに取り組みました。
未来デザインプラクティス「皐月(五箇山)」(R4.6.18実施)のニュース
未来デザインプラクティス「水無月(珠洲)」(R4.7.23実施)のニュース
未来デザインプラクティス「文月(小木)」(R4.8.6実施)のニュース