12月8日,金沢市内にて「北陸未来共創フォーラム 留学生キャリア形成・地域定着促進プロジェクト『Link KAGAYAKI』コンソーシアムキックオフ」をハイブリッド形式で開催し,企業,経済団体,自治体,公的機関,大学等から合わせて約130名が参加しました。
キックオフは,本学の森本章治理事(教育・高大院接続・大学院改革・情報担当)・副学長からの基調講演に始まり,文部科学省高等教育局参事官(国際担当)付留学生交流室の下岡有希子室長によるあいさつの後,本学の片岡邦重学長補佐が「Link KAGAYAKI」の事業説明を行いました。
また,北陸地域の”産官学金”機関が連携した「Link KAGAYAKI」コンソーシアムの取り組みは,経済産業省高度外国人材活躍地域コンソーシアム第1号として選定されており,中部経済産業局の田中耕太郎局長,経済産業省貿易経済協力局の常葉光郎審議官からあいさつがありました。
その後「外国人留学生の地域定着に向けて企業の採用事例」とし,北陸電気工事株式会社,株式会社ソディックの2社から,これからの事業展開において留学生に期待し採用に積極的な取組みについて講演がありました。続いて現在,株式会社福井銀行,株式会社白山にてグローバル人材として活躍している本学の元留学生2名が,日本の企業で働いて感じたこと,そして今後のキャリアビジョンについて講演しました。
キックオフ閉会後,留学生によるパネル発表が行われ,北陸先端科学技術大学院大学,金沢星稜大学,北陸大学,福井大学および本学の学生6名が「日本で描く 私のキャリア」をテーマにポスター発表しました。学生の熱のこもった発表に対し,参加者から積極的な質問が飛び交い,参加者は,流ちょうな日本語で熱心にキャリアの夢を語る留学生との交流を通じて,高度外国人材への理解を深めました。
午後に開催した「留学生北陸3県合同企業説明会」には,北陸3県の企業25社が出展し,北陸3県の7大学から約60名の留学生が参加しました。留学生たちはブースを回り企業から直接話を聞き,合同企業説明会は熱気と活気のあふれる交流の場となりました。