キンギョの培養ウロコを用いた宇宙実験が無事終了

掲載日:2010-5-25
ニュース

環日本海域環境研究センター 鈴木信雄准教授が代表研究者を務め,東京医科歯科大学の研究者らと共同で進めてきた「宇宙空間における骨代謝制御:キンギョの培養ウロコを骨のモデルとした解析」(通称 Fish Scales)は,野口聡一宇宙飛行士により5月17日にサンプルの準備と実験装置への取り付け,5月20日にサンプル処理が行われ,国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟での実験を無事終了しました。
 今後の解析により,宇宙で骨がもろくなる仕組みや骨形成のメカニズムの解明のほか骨粗しょう症等の骨疾患の治療への応用が期待されます。

詳細はこちら

JAXAきぼう日本実験棟ページ:

http://kibo.jaxa.jp/experiment/field/scientific/fishscales_end.html

JAXAFish Scales実験紹介ページ:

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/second/fishscales/

  • サンプルの処理を行う野口宇宙飛行士  (提供:JAXA)
  • 筑波宇宙センターの実験運用管制室で野口宇宙飛行士のサンプル処理を見守る 田畑純 東京医科歯科大学准教授(左), 鈴木信雄 金沢大学准教授(中央:代表研究者), 服部淳彦 東京医科歯科大学教授(右)  (提供:JAXA)
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