学長が高校生に対して夢,希望を語る

掲載日:2010-2-24
ニュース

2月18日,金沢泉丘高等学校において中村信一学長が「自分を動かしてきたもの」と題して講演をしました。
 中村学長は,1,2年生720名を前に,大切なことは,志,ロマン・夢,友,師であるとして,学問に対する心構えや原動力について語りました。 また,本学が日本のトップ10大学を目指していることや,教育重視の研究大学としての理念や最近の活動なども説明しました。 金沢泉丘高等学校の生徒からは,講演内容を踏まえ,中村学長自身の*serendipity (セレンディピティ,偶然の発見)に関する質問があり,医学への志や体験談が尽きず,時の経過を忘れるほどの盛況でした。
なお,学長講演は,学生募集活動の一環として本年度石川県内の3つの高校で実施されました。

*serendipityについて:学長は,恩師の岡本肇博士ピシパニール開発やフレミングのペニシリン発見がby chance,白川英樹博士の導電性高分子発見がserendipityと説明されていることを挙げ,偶然とされる発見は単なる幸運ではなく,継続的な探求心や洞察力から導き出されたものであるとして,研究の実体験を語ったものです。

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