北地区事務部は2月19日,平成15年度までの2年間,本学で総務課長を勤めた松坂浩史三重県教育委員会学校教育総括室長を招いてSD研究会を開催しました。人間社会3号館の会場に,およそ50名の教職員が集まりました。
文部科学省と大学,そして地方自治体の勤務経験を持つ松坂室長は,「教育委員会から見た大学『高大連携』『初等中等教育と大学』『大学の社会貢献』―大学の視点と地方自治体の視点―」をテーマに,地方自治体が大学に期待すること,地方自治体と大学の違いについて講演しました。
あらゆる課題に対し「公的サービス提供主体」として応えなければならない地方自治体と,教育・研究に加え,新たに社会貢献という役割を担う大学との違いは何か。また,両者の役割がリンクする部分でいかに協力し合うのかについての意見が披露され,自身の経験を交えたわかりやすい説明に,会場からは共感の声や,時に苦笑など大きな反応がありました。
北地区事務部SD研修会を開催
掲載日:2010-2-24
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