4月6日,理工学域能登海洋水産センターがオーガニック養殖で育てたサクラマスを,附属病院の病院食として初めて提供しました。
能登海洋水産センターでは,これまで能登町や石川県の特性を生かした水棲生物の生殖に関する基礎・応用研究を世界に発信するとともに,オーガニック養殖を駆使した次世代養殖技術の開発を行ってきました。附属病院では,安全で美味しく,そして安定的に入手可能な魚を必要としており,今回,脂が控えめで味が良く,オーガニック養殖で育てたサクラマスを患者さんに提供しました。
今後も,「オール金沢大学で未来知により社会に貢献」する研究を推進するとともに,次年度以降も,春が旬であるサクラマスを季節の食事(春の行事食)として提供し,患者さんに季節感ある食事を味わっていただくことを予定しています。