4 月18 日,金沢大学角間キャンパスにて「金沢大学バイオマス・グリーンイノベーションセンター(以下,BGIC/ビージック)」の竣工記念式典を挙行しました。本センターは,株式会社ダイセル(大阪府/以下,ダイセル)から30億円の資金提供を受けて設置しました。
式典では,和田隆志学長が「本センターは,金沢大学が掲げる『未来知による社会貢献』や,新たな産学連携の象徴的存在です。ここから持続可能な循環型社会の構築に向け,脱炭素をはじめとするグリーンイノベーションの推進にも貢献してまいります」と挨拶しました。
式典の前には新棟見学会を行い,ダイセル代表取締役社長小河義美氏,北陸経済連合会会長の金井豊氏をはじめとする来賓の方々に実験室などを披露しました。各見学スポットでは,BGIC 研究員から,循環型社会の実現に向けた社会課題の解決手段としての様々な研究開発の取り組みや,各種バイオマス材料を製品化できる設備などが紹介されました。
金沢大学は,4 月からのBGIC本格稼働を機に異分野融合,異業種連携,産産学学官官連携をより一層推進し,業界の壁を越えた共創による新たな価値の創造,研究成果のスピーディーな社会実装を目指します。
金沢大学 バイオマス・グリーンイノベーションセンターWeb サイト