12月27日,東京で行われた文部科学省主催「調査活動支援」事業による壁新聞発表会全国大会で,附属高校が全国一位を獲得しました。
総合学習のディベート(討論)で「原子力発電の是非」をテーマに対決したグループのメンバーが,共同してこの事業に応募したのは6月。夏休みに福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の見学や,東京で全国の高校生と原子力やエネルギーについて討論を重ね,1年女子6人が選んだテーマが「核燃料サイクルと高速増殖炉」。科学部としての応募校が多い中,メンバーの部活動がそれぞれ異なるため,集まっての研究が困難なこともありました。また,行事や勉強のスケジュールがきつかった二学期の合間を縫って,資料収集し記事を書き,11月の半ばにようやく一枚の壁新聞にまとめ上げることができました。
提出された壁新聞審査による予選を通過した八校が,決勝大会では自分たちの研究成果をパワーポイントの資料を使ってプレゼンテーシヨン能力を競いました。
附属高校は,現在国立教育政策研究所教育課程研究指定校事業で総合的な学習の指定研究を受けていることもあり,その成果を全国に発信できる機会にもなったのではないかと思います。
附属高校が壁新聞発表会全国大会で1位
掲載日:2010-1-22
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