大学コンソーシアム石川でSD研修会を初めて開催

掲載日:2010-1-15
ニュース

12月19日,金沢大学をはじめ県内の高等教育機関からなる大学コンソーシアム石川は,山形大学から樋口浩朗大学連携推進室係長,大学行政管理学会から福島一政元会長を講師に招き,「地域に貢献できる大学づくりと活力ある職員育成」と題したSD研修会を開催しました。同コンソーシアムによるSD研修会は今回が初めてで,文部科学省の戦略的大学連携支援事業(戦略GP)の一環として開催されたものです。当日は,県内外から100名を超える大学関係者が参加しました。
樋口講師からは,「山形大のSDと大学コンソーシアムやまがたの紹介~(元)若手職員の事例~」と題し,実際の経験を通した山形大のSD活動の展開と,自らが事務局長を務める「大学コンソーシアムやまがた」の事業などについて講演がありました。 福島講師からは,「大学職員の専門職性とSD~大学行政管理学会における取組を通して~」と題し,戦略的な大学運営のための職員の資質向上や,職員が自律的・組織的に成長するための権限委譲の重要性について講演がありました。
後半のパネルディスカッションでは,樋口講師,福島講師のほか,金沢大教育開発・支援センター長の青野透教授,学校法人稲置学園の寺井嘉治常務理事が加わり,大学職員のあり方などについて,聴講者を交えた活発な意見交換が行われました。

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