本学人間社会研究域フレスコ壁画研究センターは1月29日,徳島県鳴門市内の美術館で「写真展&国際講演会 フレスコ壁画の修復・復元・保存の最前線~デジタル・アーカイブとセラミック・アーカイブの未来~」を開催しました。(写真展は3月11日まで)
講演会では,同センター長の宮下孝晴教授が「壁画の修復と保存を考える」と題して基調講演し,全国から200名を超える美術愛好家が参加しました。続いて行われたパネルディスカッションでは,文化財の保存やアーカイブに造詣の深い専門家をパネリストに迎え,「デジタル・アーカイブとセラミック・アーカイブの可能性」と題し,世界の文化遺産を次世代に残すために今何が必要か,活発な討論を行いました。
宮下教授は講演会に先立ち,写真展会場で「サンタ・クローチェ・プロジェクト」などについて解説。参加者はイタリアの現場にいるような臨場感を味わい,興味深く見入っていました。
フレスコ壁画研究センター「写真展&国際講演会」を開催
掲載日:2012-2-8
ニュース