6月19日,株式会社ダイセル代表取締役社長の小河義美氏に,金沢大学名誉博士の称号を授与しました。
金沢大学名誉博士は,学術文化または国際交流の発展に多大な業績を上げ,本学の教育研究の進展に寄与した功績が顕著であった方などに授与するもので,平成9年12月に創設され,これまで12氏に授与しています。
小河氏は,金沢大学第 1 号となる株式会社ダイセルとの共同研究講座の設置(平成30年)をはじめ,30年以上にわたり本学の化学系分野との関係構築や産学連携の進展に尽力されてきました。今回,バイオマス素材を活用して産学官,業界の壁を越えて循環型社会の構築に貢献されてきたことに敬意を表し,金沢大学名誉博士の称号を授与しました。
名誉博士称号授与式では,株式会社ダイセルおよび金沢大学の関係者らが見守る中,和田隆志学長から同氏に名誉博士記と記念品が手渡されました。