8月8日,令和5年度第2回全学FD研修会「分野を超えた専門知の組み合わせとは ~Society 5.0における人材育成の姿~」をオンラインで実施し,学内外の教職員・学生ら118名が参加しました。
本研修会は,「分野を超えた専門知の組み合わせ」に関する教育実践や学修成果の把握について参加者と共に考えることを目的に,文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業(DP)」幹事校企画の一環として実施しました。
研修会前半には,九州大学未来人材育成機構の深堀聰子教授が,なぜ今「文理横断・文理融合教育」が求められるのか,そして学生に何を知り,理解し,行えるようになってほしいか,という観点から基調講演を行いました。その後,融合研究域融合科学系の中山晶一朗教授,教学マネジメントセンターの山下貴弘特任助教から本学における事例紹介がありました。続いてTSK株式会社の高木亮太代表取締役社長が,実践的なインターンシップでの受け入れなどで大学生に期待したいスキルやマインド,文理融合教育への期待を述べました。
後半の意見交換では,教学マネジメントセンター副センター長の林透教授によるファシリテートのもと,深堀教授から本学の事例紹介に対するコメントや問いかけがあり,参加者との質疑応答を行いました。参加者からは「短時間であったが,充実した内容のFD研修会であった」という声が寄せられ,大変有意義な機会となりました。