2月3日,金沢大学能登里山里海未来創造センター(※1)の令和6年能登半島地震合同調査チーム「KUD」(※2),こころのケアを目的とした専門チーム「KEYPAT」(※3)は,金沢大学角間キャンパスにて「令和6年度能登半島地震調査・支援活動報告会」を実施し,県内外から約130名が参加しました。
まず,地震に関する支援活動の報告として,附属病院における医療支援,二次避難所における支援や,全学メンタルサポートチーム「KEYPAT」による活動の報告を行いました。
調査報告では,今回の地震の発生メカニズム,地震が海底の堆積物・生物に与える影響,AIと空撮写真を用いた建物被害状況の判定や,地盤被害,建物被害,津波被害など,地震による被害状況の報告を行いました。
金沢大学は,今後も地震に関する報告会を定期的に実施していくとともに,被災された方々に寄り添う支援活動と,復旧・復興に資するための調査活動を継続して行っていきます。
【公開資料等はこちらから】
・令和6年能登半島地震における附属病院の医療支援・災害対応(理事・附属病院担当/大竹 茂樹)
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・保健学系における二次避難所の支援報告(医薬保健研究域保健学系/表 志津子)
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・能登半島地震における全学メンタルサポートチームKEYPATの立ち上げ(保健管理センター/吉川 弘明)
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・AIと空中写真を用いた被災建物の損傷程度の自動判定システムの開発と避難所の開設状況の分析(融合研究域融合科学系/藤生 慎)
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・令和6年能登半島地震の発生メカニズム(理工研究域地球社会基盤学系/平松 良浩)
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・九十九湾ー珠洲沿岸における海底地質・生物への影響調査(理工研究域地球社会基盤学系/ロバート・ジェンキンズ)
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・地盤被害調査について(理工研究域地球社会基盤学系/小林 俊一)
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・建物被害について(理工研究域地球社会基盤学系/村田 晶)
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※1 本学の英知を集結することにより,「地震・災害に強く安全・安心で,だれもが住みよい,文化薫る地域・まちづくりとひとづくり」に寄与し,令和6年能登半島地震の被災地の復興に資することを目的とし,設置しました。
※2「KUD」: Kanazawa University Disaster investigation team
※3「KEYPAT」: Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team