4月21日,能登里山里海未来創造センターは,宝町・鶴間キャンパス十全講堂にて,「第2回令和6年能登半島地震調査・支援活動報告会」を開催し,会場・オンライン合わせて,約180名が参加しました。
報告会の開催にあたり,文部科学省の池田貴城高等教育局長から,「金沢大学の英知を結集した多様な活動を引き続き展開し,被災地の復旧・復興への一層の貢献を期待する」と,メッセージを頂戴し,本学の谷内江昭宏センター長が代読しました。
続いて,令和6年能登半島地震合同調査チーム「KUD」(※1),こころのケアを目的とした専門チーム「KEYPAT」(※2),各ワーキンググループからそれぞれの活動について報告がありました。
最後に,教職員および学生が実施したボランティア活動について,本学学生ら4名による報告がありました。
金沢大学は,今後も教職員・学生が協働し,被災された方々に寄り添う支援活動と,いち早い復旧・復興に向けた研究活動を継続して行い,地震に関する報告会を定期的に開催していきます。
なお,次回の報告会は7月21日に行います。
【公開資料などはこちらから】
・研究活動報告
・令和6年能登半島地震の震災遺構と震災復興ツーリズム
人間社会研究域地域創造学系 准教授/青木賢人
・能登半島地震による文化財被災状況
古代文明・文化資源学研究所 教授/足立拓朗
・令和6年能登半島地震津波の特徴
理工研究域地球社会基盤学系 教授/由比政年
・支援活動報告
・奥能登における精神医療のニーズ
医薬保健研究域医学系 教授,附属病院精神科精神科長,子どものこころの診療科長/菊知充
・震災後3か月間にKEYPATが行ったこころのケア
保健管理センター長 教授/吉川弘明
・能登半島地震被災生徒に対する学びの支援
人間社会研究域学校教育学類 准教授/土屋明広
人間社会研究域人文学系 教授/轟亮
・ボラさぽによる被災者の方へのボランティア支援活動〔学生発表〕
理工学域地球社会基盤学類 2年 西村省吾
理工学域フロンティア工学類 3年 稲葉勇希
医薬保健学域医学類 5年 橋本晃貴
医薬保健学域保健学類 2年 藤木くるみ
※1「KUD」: Kanazawa University Disaster investigation team
※2「KEYPAT」: Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team