4月25日,株式会社ダイセルと金沢大学は,バイオマス・グリーンイノベーションセンター(BGIC)において「第1回キャリアトレイル講演会@BGIC」を実施し,学生・教職員など32名が参加しました。
キャリアトレイル講演会は,社会課題解決に向けて大学と企業が共創している様子を学生・教職員に広く知っていただくとともに,学生と企業が共に新たなキャリアの道を切り開くためのきっかけづくりを目的とするものです。初めての実施となる今回は,Yamaha Labo代表で,ヤマハ株式会社やローム株式会社での経験が豊富な山葉 隆久氏を迎えて実施しました。
最初に,山葉氏が「あの“ヤマハさん”が伝授するキャリアの築き方~自分の未来の切り拓き方~」と題して講演を行い,自身の経験を踏まえ,誰とでもどこででも働けるためのスキルの身につけ方や生産性を上げるためのマインドなど,学生の将来に向けたアドバイスを送りました。
続けて,先端科学・社会共創推進機構の山田秀尚准教授からBGICの設立背景や異分野融合のコンセプトについての説明が,ダイセル社バイオマスイノベーションセンターの玉垣博章氏からBGICでの研究の紹介と,本学との連携について紹介がありました。
講演会終了後はBGICの見学会が実施され,参加者は,大学と企業とが共同して実施する研究の最先端を垣間見ることができました。
参加者からは「高校生の時に思い描いていたようなキャリアを歩んでいなかったけれど,様々な出会いによって変わっていっていいという考え方に救われました」「挑戦をためらう理由はなく,成功しなかったとしてもそれは経験や成長につながるという言葉に励まされました」などのコメントが寄せられ,充実した様子がうかがえました。
第1回キャリアトレイル講演会@BGICを実施
掲載日:2024-5-9
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