4月28 日,中央図書館にて,「金沢大学暁烏文庫の古写経-楽しむ・学ぶ・体験する-」を実施し,高校生から80代までの11名が受講しました。
はじめに,講師の人間社会研究域人文学系相田愛子特任研究員が,古写経について経典の種類や写経形式を紹介。釈迦が説いた教えを,口頭伝承の後,樹皮に傷をつけ染料を流し込んで文字として書き写したのが写経の始まりだと説明しました。
受講生たちは,お清めのお香「塗香(ずこう)」を手に塗って身にまとい,当日の朝に金沢神社で汲まれた湧水で墨をすり,心身を整えました。
続いて,仏様の姿を書き写す写仏や般若心経などの写経を体験し,クイズを通して理解を深めつつ古写経の魅力を味わいました。
「写経の文字を書き間違えたらどうすればよいか」「写経に記名する際,姓名どちらも書くべきか」など,受講生からの活発な質問が飛び交いました。
講師:人間社会研究域人文学系 特任研究員 相田 愛子
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