5月16日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として,角間キャンパスにて雑談のチカラ「能登の里山里海の未来について考える」を実施し,本学学生10名が参加しました。
「雑談のチカラ」は,学生・教職員と地域の人々との気軽な雑談の場を創出する交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれずに自由に語り合うことで,学生のキャリア形成,教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。
今回は,「能登の里山里海の未来について考える」をテーマに,会場であるバイオマス・グリーンイノベーションセンターに拠点を置く株式会社ダイセルの若手社員5名,珠洲市在住で金沢大学能登学舎の小林秀輝博士研究員,社会人向けの高度人材育成プログラム「能登里山里海SDGsマイスタープログラム」の修了生2名をゲストに迎えました。
雑談の時間では,小林博士研究員からの能登地域の現状や課題についての話題を受け,グループごとに能登地域の復興について意見交換し, 「能登の街をバイオマスを活用したエコタウンとして再開発できるのではないか」「これから能登の復旧・復興を進めるために,被災地が忘れられないようにすることが必要」など,活発な意見が出ました。
参加学生からは「能登の今後についてディスカッションする機会はこれまでほとんどなかったため,多くの人の意見を聞くことができ,視野が広くなった」「能登の復興について,バイオマス施設などを建設して新たな町のモデルとして宣伝する案が印象に残っている」などの感想が聞かれました。
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