6月8日,かくまちプラザにて,公開講座「がん医療の最前線」を実施し,10代から70代の19名が参加しました。
はじめに, がん進展制御研究所所長の鈴木健之教授から開講挨拶があり,研究所の理念や沿革を紹介しました。次に,附属病院腫瘍内科の大坪公士郎講師が「膵がんを詳しく知ろう~早期発見を目指して~」をテーマに講義し,近年の膵がん罹患数・死亡数の推移,早期がんを発見するための注意点,化学療法を中心とした治療法について解説しました。 質疑応答では,血液検査,遺伝子解析に基づく治療についての質問がありました。
受講生からは,「膵がんは5年生存率が低いと聞いていたので,勉強になった」「特に症例の画像提示がわかり易かった」といった感想がありました。
講師:がん進展制御研究所 所長 鈴木 健之
附属病院腫瘍内科 講師 大坪 公士郎