8月20日,かくまちプラザにて公開講座「人工知能時代のヘルスリテラシー」を実施し,高校生から70代までの20名が参加しました。
はじめに,講師の国際基幹教育院GS教育系の唐島成宙准教授は,医療分野での人工知能の最前線について触れ,特に金沢大学で開発中の疾病予測を可能にする医療AIモデルについて紹介しました。続いて,ヘルスリテラシーの重要性に焦点を当て,正確な健康情報を見極め,自身の健康管理に活用するための知識と質問力の必要性を強調しながら,情報を見分ける基本的なスキルが,情報過多な現代社会においていかに重要かを説明しました。
受講生からは,「日本人のヘルスリテラシーの低さに驚いた」「生成AIのプラス面・マイナス面について考えさせられた」などの感想が聞かれ,自己の健康管理に役立てるための知識を深めました。
講師:国際基幹教育院GS教育系准教授 唐島 成宙