日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(中部ブロック・金沢大学) 連絡協議会設立総会,シンポジウムを実施

掲載日:2024-11-12
ニュース SDGs
  • 4. 質の高い教育をみんなに
  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 16. 平和と公正をすべての人に
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

 11月4日,人間社会学域国際学類は,文部科学省委託「日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(中部ブロック・金沢大学)」の一環で,金沢大学角間キャンパスにて,連絡協議会設立総会,および2024年度シンポジウムを実施しました。

 連絡協議会設立総会には,北陸地域の大学や教育委員会,日本語教育機関など計15機関の代表者が出席し,規約の承認が行われ,連絡協議会が設立しました。続くシンポジウムでは,和田学長によるあいさつの後,文部科学省日本語教育課の今村聡子課長から,「日本語教師養成・研修推進拠点への期待」として、日本語教育の現状や制度に関する説明がありました。次に,人間社会環境研究科国際学専攻の芳川舞さん,北陸大学の近藤延蓬さん,人間社会研究域国際学系の市嶋典子教授から,「外国につながる生徒の支援事例から考える包括的な教育・支援の形」として,石川県での外国につながる生徒への支援の現状と課題の報告がありました。続いて,福井県立足羽高等学校の岡崎普記教諭と生徒の皆さんから,「福井県立足羽高等学校の多文化共生科における外国人生徒と日本人生徒との協働的な学びを支援する学校環境づくり」として,外国人生徒への支援体制について説明しました。

 参加者からの質問も活発になされ,日本語教育の現状を知り,関係者間で課題を共有する貴重な機会となりました。

  • 開会あいさつを行う和田学長
  • 講演をする文部科学省日本語教育課の今村課長
  • 石川県の事例報告をする芳川さんと近藤さん
  • 福井県立足羽高等学校から事例の紹介
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