11月16日,共通教育科目「未来デザインプラクティス」が石川県能登町および輪島市で行われ,学生・教職員ら29名が参加しました。
この科目は,「自分と未来は変えられる!」をテーマに,令和4年度からスタートしたものです。自分たちの“未来をデザイン”し,さまざまな背景・専門性を持つ仲間とコミュニケーションを取りながら,その実現に向けて進んでいき,その“プラクティス(練習・実践)”として,学生が参加できるプロジェクトやイベントを企画し提案することを主としています。
当日は,能登町にある金沢大学能登海洋水産センターを訪れ,理工研究域生命理工学系の松原創教授の案内で,薬剤を一切使わない「オーガニック養殖」で飼育されたトラフグなどを見学した後,学生や教職員全員で,令和6年能登半島地震による津波でごみなどが打ち上げられた海岸の清掃を行いました。
午後には,「のと里山空港」ターミナルビル内にある大学コンソーシアム石川能登分室に移動し,和田隆志学長による「本・歴史から先人の知恵を学び,想う」の講義,学生による「金沢大学の未来を自分たちでデザインしていこう」というテーマに沿った企画発表を行いました。
帰りのバスの中では,和田学長の講義についての質問があり,学生や教職員からも積極的に質問や発言が飛び交う充実した講義となりました。
今後も,学生が企画したプロジェクトをさらにブラッシュアップしながら,その実現に向けて活動を続けていきます。