12月5日,金沢大学試行版「ジョブ型研究インターンシップ(URA)」 成果発表(実施報告)会を開催しました。
本インターンシップは,文部科学省高等教育局と一般社団法人日本経済団体連合会が共同設置し,本学も参画している「ジョブ型研究インターンシップ」を,本学独自にアレンジしたものです。対象を本学の博士課程・博士後期課程学生,インターンシップ先を本学に限定したプログラムで,試行版として今年10月に初めて実施しました。
発表会では,10月からの約2カ月間,先端科学・社会共創推進機構でURA業務のインターンシップに臨んだ学生2名が登壇しました。学生からは,インターンシップでの活動内容や,得られた成果,今後の展望についての報告や,「インターンシップを通じてURA業務への理解が深まった」「研究というものに対して今までとは違った視点で考えるよいきっかけになった」などの感想が述べられました。その後は,参加した聴講者との間で意見交換会が行われました。
最後に,中村慎一理事(研究・社会共創・大学院支援担当)から,「今回の試みは,博士人材のキャリアパスとしてURAという職種を伝えることが大きな目的であった。今後の進路検討にあたって,URAという選択肢があるということを覚えておいて欲しいと思う」との講評がありました。