12月14日,かくまちプラザにて「大阪城の近現代史」を実施し,高校生から70代までの11名が参加しました。
人間社会研究域人文学系の能川泰治教授は,豊臣秀吉が築城した大阪城天守閣および石垣や堀などの土台に関する知識を紹介し,徳川時代から幕末維新,明治末期,師団の設置期,「大大阪」時代,そして現代に至るまでの復興の歴史を辿りました。続いて,戦後の「豊臣の城」発掘調査の成果の模様,歴史遺産としての金沢城についても解説しました。
受講生からは,「発掘調査のことは過去にTVで見た記憶はあったが,系統的に知ることが出来た」「シンボルとして建築されたのが最近であること,城の近現代の扱われ方など興味深い」などの感想が聞かれました。
講師:人間社会研究域人文学系 教授 能川 泰治
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