11月28日に角間キャンパス,12月12日に宝町キャンパスにて, 雑談のチカラ(※)「研究力で支える能登復興:多分野の知恵と連携を通して」を実施し,本学教職員53名が参加しました。各分野の研究者が一堂に会し,能登の復興に向けた情報共有や意見交換を行いました。
はじめに,能登里山里海未来創造センター長の谷内江昭宏理事からのあいさつがあり,続いて,グループに分かれ意見交換を行いました。今回の意見交換会では,学生ボランティアの取り組みや,学内外での情報共有の強化など,多岐にわたるテーマが取り上げられました。最後に,中村慎一理事より閉会のあいさつがあり,「能登の復興に向け引き続き“オール金沢大学”として取り組んでいきましょう」と力強いメッセージが述べられました。
参加者からは,「医療系の教職員の皆さんから貴重な現場の話を伺うことができた」,「被害を実際に体験し,その甚大さに成すすべがない無力感も感じていたが,多様な専門の方の貢献を知り,金沢大学の専門性の豊かさを実感できた」「災害対策や能登復興について,日々の業務に忙殺されて忘れそうになるが,やはり金沢大学として何ができるのか,何をしていかなければならないのかを常日頃から考えておく必要性を感じた」といった声が寄せられました。
担当:令和6年能登半島地震金沢大学合同調査チーム(KUD)
(※)雑談のチカラ:「雑談のチカラ」は,本学の学生・教職員と地域の人々との気軽な雑談の場を創出する交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれずに自由に語り合うことで,学生のキャリア形成,教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。