医薬保健研究域医学系の三枝理博准教授および櫻井武教授と北海道大学,理化学研究所の研究グループは,神経ペプチド・バソプレシンを産生する神経細胞が体内時計 の機能に重要な役割を果たし,概日リズムの周期や活動時間の長さを決定することを明らかにしました。
今回の発見は,睡眠障害のみならず,さまざまな精神疾患やメタボリックシンドロームなど,生活リズムの乱れに関連する疾患・健康障害への対処に応用できると期待されます。本研究成果は米国の科学雑誌「Neuron」のオンライン版に3月4日12時(米国東部標準時間)に掲載されました。
体内時計の新たな神経メカニズムを発見!
掲載日:2015-3-4
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