9月10日と11日の2日間,第37回全国国立大学生涯学習系センター研究協議会を開催し,全国21の国立大学および県内の2自治体から約50名が参加しました。
同協議会は,国立大学が高等教育機関として生涯学習による地域貢献等に関する研究を行い,我が国の生涯学習の振興に資することを目的に,全国25の国立大学生涯学習系センターの教職員が参集し,協議および情報交換を行うもので,今回は本学が開催校として開催しました。
初日は,来賓として文部科学省生涯学習政策局の佐藤安紀生涯学習推進課長が,開催校として山崎光悦学長がそれぞれあいさつ。その後の研究フォーラムでは,「地域における大学の役割と住民の学び・地方創生」を協議会全体のテーマとして,石川県中小企業団体中央会会長であり本学学友会会長の山出保氏による基調講演,石川県珠洲市の泉谷満寿裕市長や能登里山里海マイスター育成プログラム修了生などによるパネルディスカッションが行われました。また,2日目は6つの分科会に分かれ,「社会人の学び直し」や「公開講座」などの論点でそれぞれ討論。2日間をとおして,参加者らは地域の課題解決や創生に寄与する社会教育や生涯学習の在り方を考え,国立大学生涯学習系センターの使命や役割について改めて認識しました。