「いしかわ金沢学」夏コース・「能楽・狂言入門」を開催

掲載日:2014-7-28
ニュース

7月19日,国際機構留学生センターは,石川県立能楽堂で「いしかわ金沢学」夏コースを開催し,本学の留学生・日本人学生・教職員と地域住民ら34名が,能楽と狂言の体験・講義・観能からなる「能楽・狂言入門」に参加しました。

このコースでは,実際に舞台で使用する能面や能楽器を使って,本学客員教授の宝生流シテ方能楽師の薮俊彦先生と助手の中村清先生,中谷信子先生から,当日薮先生が演じる能「鉄輪(かなわ)」のあらすじについて説明を受けるとともに,所作や声の出し方,楽器の扱い方を学びました。続いて,和泉流狂言師の能村祐丞先生から,能との違いや歴史など狂言について講義を受け,全員が簡単な狂言の実演を体験した後,狂言「腹不立(はらたてず)」と能「鉄輪」の公演を鑑賞しました。

参加者らは,当日の能楽と狂言を演じられた二人の先生方から,直接指導を受けるという大変貴重な体験と共に,能楽・狂言の実技・鑑賞を通じて,日本の伝統文化・芸能への理解を深めました。

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