公開講座「地域課題を可視化するPart2」を開講

掲載日:2016-1-18
ニュース

1月14日,サテライト・プラザにて,公開講座「地域課題を可視化するPart2」を開講しました。 この講座は,昨年10月に開講した公開講座「地域課題を可視化するPart1」に続く後期講座となります。

環日本海域環境研究センターの長尾誠也教授は,「水環境の課題を可視化する」と題して,木場潟で採取した湖水の透明度の変動を例に水質環境の変遷を説明。鉄不足のアラスカ湾の海水に鉄を加えた場合と加えない場合のプランクトンの増殖実験結果を比較し,鉄には有機錯体として溶存の可能性があることを解説しました。さらに,河川や土壌の試料を写真や肉眼で可視化して確かめ,計測器を用いてデータ化することで微弱な環境変化を検出することが環境課題の迅速な対応に繋がると説明しました。

 

主任講師:地域連携推進センター 浅野秀重教授
 会場:サテライト・プラザ

  • 解説する長尾教授
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