5月17日,本学学際科学実験センターは十全講堂において,第15回北陸地域アイソトープ研究フォーラムを開催し,学内外から約240名が参加しました。
これは,アイソトープ研究・教育・安全管理に携わる北陸地域の大学・自治体・民間企業の研究者・学生・技術などに,最新技術や研究開発の推進と安全の両面について幅広い視点から理解を深めてもらい,アイソトープの有効利用推進と安全管理の徹底に資することを目的としたものです。
フォーラムでは,放射線医学総合研究所・分子イメージング研究センター脳分子動態チームリーダーの樋口真人氏が「脳内異常タンパクを標的とした神経病態イメージング」と題して講演。アルツハイマー病患者の脳内に蓄積するアミロイドやタウと呼ばれる病的なタンパクのイメージング研究について,基礎研究から臨床応用まで幅広く研究成果の説明があり,アルツハイマー病の画像診断研究の最先端について知る良い機会となりました。