サテライト・プラザ ミニ講演「幕末政治と立憲政体構想」を開催

掲載日:2008-6-24
ニュース

6月21日(土),金沢大学サテライト・プラザにてミニ講演「幕末政治と立憲政体構想」が開催されました。

講師の学校教育学類奥田晴樹教授は,幕末政治の外圧対策が民衆の負担増となり,その反発や不満を回避するために,『四民共力』政策への転換が避けられなかったことや,新たな立憲政体構想が形成された経緯について解説しました。

質疑応答では幕府のすすめる『四民共力』と庶民との間に温度差があったのではないか,との指摘もあり,激動期を生きた人びとの息づかいが,今にも聞こえてきそうな講演でした。

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