9月10日,サテライト・プラザにて,公開講座「人類学と考古学の最前線-先端科学による新発見-」を開講しました。この講座は,骨の化学分析や土器の化学分析,ヒトや家畜のDNA分析について,各専門分野の講師を招き講義を行うものです。
第1回となる今回は,東京大学総合研究博物館の米田穣教授が,遺跡から出土する人骨の年代が把握できれば,過去の人間の食生活や健康状態など考古学における重要な情報が理解できることを説明するとともに,最新の骨化学の分析から読み解いた研究を紹介しました。参加した受講者は,古代人の生活に思いを馳せている様子でした。
主任講師: 国際文化資源学研究センター特任助教 覺張 隆史
会場: サテライト・プラザ