11月27日,石川県志賀町で「地域活性化フォーラム2016 in 志賀町」を開催し,地域住民や学生ら約50名が参加しました。このフォーラムは,地域に密着して成果を挙げている大学の研究を紹介するとともに,その成果を地域活性化に生かす方法を地域の方と共に考える機会として,本学が平成25年度に採択された「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に基づき実施したものです。
はじめに,本学の福森義宏理事(社会貢献担当)と志賀町の庄田義則副町長のあいさつがあり,その後,「大学の『知』(地域志向教育研究)事例報告」として,医薬保健研究域薬学系の松下良教授,人間社会研究域経済学経営学系の佐無田光教授,医薬保健研究域医学系の辻口博聖特任助教から,それぞれ研究報告がありました。
続いて,「健康」「6次産業/まちづくり」「食生活」の3つのテーマでグループを分け,「大学の『知』を志賀町の活性化にどう活かすか」を全体のテーマに,ワークショップを行いました。各グループの発表では「研究をもっと住民に知ってもらうPRが必要」「郷土料理が体に良いことを科学的に分析してほしい」「地域の食を学生に知ってもらうため学食で提供しては」など,地域住民や学生ならではの視点による意見が寄せられました。